Macを買うとなると切って切れないのがインターネット接続です。家電量販店で進められた固定回線や、WiMAX、SoftBank Airなど様々な方法でMacをインターネット接続することができます。今回、悩んでしまう前におさえておきたい点をまとめてみます!
固定回線がベストだが、工事が面倒ならWiMAXかSoftBank Air
固定回線の利用開始の際には、各回線事業者から委託を受けた業者が自宅に光回線の敷設を行います。すでに光回線が自宅まで届いていたり、マンションで使いたい回線事業者のケーブルが引かれているなどありますが、原則として、立会が必要な工事を回線事業者が行い、自宅に入ります。
また、工事開始までには、時間がかかる場合があり、新年度の初めの混雑時期には工事が1ヶ月かかる…なんていうこともあります。それに加えて、工事は自宅に入る形となるので、抵抗のある女性の方もいらっしゃると思います。
これらの場合、おすすめしたいのは、携帯電話会社と契約するWiMAXとSoftBank Airです。
UQ WiMAXについて
UQ WiMAXはKDDIのUQコミュニケーションズが提供する無線アクセスインターネットサービスです。モバイルブロードバンド創世記からサービスの提供を行なっており、信頼性は抜群です。
サービスの加入はインターネット・各家電量販店・auショップで申し込みが受け付けられています。工事も必要がなく、事前にインターネットでサービスエリアを確認して自分の使いたい場所で問題なく使えるか確認することは必須です。また、UQ WiMAXではインターネットのアクセスの際に、無線で通信するため、電波の届かない場所で通信できない可能性もあるため、要注意です。心配な方のために、UQ WiMAXでは14日間の無料お試しサービス「Try WiMAX」も提供されています。クレジットカードがあれば簡単に申し込むことができるので、固定回線としてまずは試してみたいという方にはぜひとも使っていただきたいと思います。
固定回線の代替として検討しているなら、ホームルーター型の「L01」を選択するとよいでしょう。L01は、電波の出力が通常のモバイルWi-Fiルーターより広く、一戸建ての住宅でも問題なく使えるようになっています。
ただし、3日で10GBの通信を行った場合には、通信制限がかかる時間帯があります。動画の見すぎでかかってしまうこともあるので、気をつけて使うようにしましょう。
SoftBank Air
SoftBank Airは、ソフトバンクが提供する無線アクセスインターネットサービスです。ソフトバンクが全国各地に建てた小型の基地局をベースにしたサービスです。小型の基地局で運用するため、SoftBank Airはデータ通信量の制限はありません。
サービスの加入は、ソフトバンクショップ、ワイモバイルショップで行われています。端末はホームルーター型が提供されており、コンセントを接続するだけでインターネットに接続が可能です。LANポートもついているので、Wi-Fiの電波が届きにくいところでも、LANケーブルをつなぐことでインターネットにアクセスできます。
また、固定回線がなくても、固定電話を使うことができる「おうちのでんわ」も別途契約可能です。この場合、SoftBank Airでインターネット環境・固定電話の環境を工事なしに利用できます。
UQ WiMAXとSoftBank Airを使う際の携帯電話料金の割引について
UQ WiMAXはKDDI系のUQコミュニケーションズ、SoftBank Airはソフトバンクが提供しています。もちろん、auならびにソフトバンクでの携帯電話料金の割引も実施されています。
UQ WiMAXでは、「UQ Flatツープラス ギガ放題(2年/3年)」(通信容量無制限プラン)または「UQ Flatツープラス(2年/3年/4年)」(月間7GBプラン)を契約し、auの携帯電話で「au スマートバリュー mine」を申し込むと、auスマホなどの毎月の利用料金から、最大1,000円割引を受けることができます。なお手続きはauショップならびにお客様センターに連絡すると適用が可能です。
SoftBank Airでは、ソフトバンクの「おうち割 光セット」の適用が可能です。データ定額50GBの場合、毎月1080円、データ定額20GB/5GBでは、毎月1522円、データ定額(3Gケータイ)の場合は毎月500円の値引きが可能です。
最後に
筆者はUQ WiMAXとSoftBank Airの両方を使った経験がありますが、通信速度で選ぶならUQ WiMAX、携帯電話との割引で選ぶならSoftBank Airがベターなのかなと思います。しかしながら、実際の電波状況がエリアごと異なるので、まずはインターネットでエリア確認や、「Try WiMAX」は必須です。