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002 【簡単解説】!TimeMachineバックアップの方法!

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002 簡単解説!TimeMachineバックアップの方法!

Time Machine

TimeMachine(タイムマシーン)って何?

TimeMachineと聞くと皆さんが頭に浮かべるものと言えばなんでしょう。
私はやっぱりあの映画です。そう!過去や未来に自由に飛び回る例の・・・w

ではMacに入っているTimeMachineとはどんなものなのでしょう。
はい、一言で言うとズバリ、バックアップ用のアプリケーションという事になります。
昔はバックアップと言えばとにかく面倒。大事なデータを手動で小まめに
その都度外付のHDDやCD,DVDに焼いたりする必要がありました。
新しい書類が出来たり、書類の情報が更新されるたびに保存をするわけですが、
ファイルの数が膨大になってくると、重複してしまったり、どれが最新のものかを判別するのが難しくなる。要するに管理が非常に面倒だったんですよね。

ところが、最近のMacには買った時からこのTimeMachineというアプリが標準で搭載されているんです。なんと太っ腹!

やり方はどうやるの?

TimeMachineがどういうものかは分かった。でもどうやって使えばいいの?
設定とか面倒じゃないの??
・・・と思っていらっしゃる皆さん、どうかご安心ください。
TimeMachineの使い方は至極簡単。いや、実は使い方なんて無いんですよ。

TimeMachineバックアップを行うにあたり、最低限用意しなければならないものがあります。それはバックアップ用の外付ハードディスク(HDD)です。基本的にはこいつさえ用意しておけばあとは設定を行うのみ。そして一度設定してしまえば、あとはもう放置。
そう!放っといていいんですよ。あとはこのTimeMachineという優秀なマシーンが勝手にバックアップを録り続けてくれるんです。ひぇー

さてそのやり方ですが。

1、お持ちのMacに外付けのHDDを接続します。
2、すると画面上に、「Time Machineバックアップを作成するために●●を使用しますか?」とのメッセージが表示されますので、そしたら「バックアップディスクとして使用」を選んであげます。
3、もし上記メッセージが表示されなかった場合は、Finderメニュー左上にある林檎マークからシステム環境設定に入っていただき、そこでTime Machineを選べば
下記のような画面が表示されるので、そこでディスクを選択ボタンを押す。

Time Machine
4、すると下記のような選択画面が出るので、改めて外付HDDを選び、「ディスクを使用」ボタンを押せばOKです。

バックアップディスク

ちなみに、バックアップにつかう外付HDDですが、Macに標準で搭載されている拡張用ポート(USBやThunderbolt)に挿してつなぐ以外にも、AirMacExtremeベースステーションに接続して使う事も出来ます。この場合は同じネットワーク上のMacであれば複数台分のバックアップをそれぞれ録る事ができますので便利ですよ。(容量さえ許せばですが)

またバックアップを行うにあたり、下記のようにバックアップ対象から除外する項目を設定する事も出来ます。例えば常にデータ用の外付HDDを本体につけている場合や、ダウンロードしたデータは不要・・・みたいな事があれば、それらをディスク単位、フォルダ単位、もっと言えばファイル単位で除外する事ができるんです。
確かにこれをやる事でTime Machine用HDDの容量節約と、バックアップ時間の節約をする事が出来ます。(下記写真)

バックアップから除外
ちなみにこの写真では、外付けのDataというHDDとアプリ、ダウンロードの二つのフォルダ、それからjpgの写真ファイルを除外項目に設定しています。

バックアップしたデータを復元するやり方

無事に設定が完了しますと、あとは一時間ごとに勝手にバックアップを取ってくれます。一番最初こそ全体のバックアップをとりますが、2回目からは1回目と2回目の間に行なった作業、つまり差分だけをバックアップしますので、その作業内容次第では、ものの数秒で終わる事もあります。
いずれにしても、バックグランドで勝手にやってくれるので、使用者が意識をする事は殆どないのではないかと思います。そう!これが「使い方なんて無いんです!」と言った理由ですね(笑)

では今度は、バックアップしたデータを復元する方法については説明しましょう。
TimeMachineで取ったバックアップは、TimeMachineを立ち上げる事で下記のように表示されます。
これはハードディスクの第一階層を開いた状態で立ち上げた様子です。
フォルダが何重にも重なっていますよね?
一番手前が最新のバックアップ、そして一つ下が1時間前、そこからどんどんと遡っていきます。
バックアップリスト
バックアップがどのように取れているかの履歴は画面の右側を見てもわかります。
このように時系列で見れるようになっていますので分かりやすいですよね。

バックアップ履歴
あとは目的のファイルを探したら、復元ボタンを押してあげればそれでOK!!
誤って消してしまったデスクトップの書類が、見事復活してくれます。
これは本当に便利な機能なので、是非お試しいただきたい。
というよりもMacに標準装備されているんですから使わないのはもったいなさ過ぎです。
当ページのやり方を参考にしていただき、トライして見てください。その便利さに驚かれると思いますよ。

なお、一点注意すべき部分ですが。
このタイムマシンバックアップはどんどんと新しいものを保存していく作りになっていますので、バックアップ側のHDDの容量が一杯になると、古いものから順番に消していってしまうのです。
直近のものはいいですけど、やっぱり古いものになってくると心配にはなりますので、過去のもので消えてしまっては困るデータは別の場所に手動でもバックアップ取っておくと安心かもしれませんね。

以上です。いかがだったでしょうか。
TimeMachineからの復元については、上記のようなピンポイントの復元とはまた別に、バックアップデータを丸ごと復元する方法もあります。
そしてHDD交換などを行なった場合や、違う本体に乗り換えた時にバックアップから旧環境のデータを丸ごと移行する事も出来ます。
長くなってしまったので、これらについては次回に特集したいと思います。

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