iPhoneの電池交換はできる?バッテリー交換目安や方法を紹介

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181 iPhoneの電池交換はできる?バッテリー交換目安や方法を紹介

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iPhoneを長く使っていると、以前よりもバッテリーの減りが早くなっていきます。バッテリーがすぐに減ると緊急時に電源がつかなくなる恐れもあるので、困ることも多くなります。

しかしバッテリーは本体に内蔵されているものなので、iPhoneに詳しくないと自分で交換して故障しないか心配ですよね。大切なiPhoneを長く使うためには適切な方法を知っておかなければいけません。

そこで今回は、 iPhoneの電池であるバッテリーの目安や交換方法を紹介します。すぐにでもバッテリー交換をしたい方に必要な情報をまとめているので、ぜひ参考にご覧ください。

iPhoneのバッテリー交換は自分でできる?

iPhoneのバッテリー交換は自分でできる?

結論からいうと、iPhoneのバッテリーは自分では交換したいほうが良いです。理由として、iPhoneは精密機器なので内部を修理するには専門技術・知識が必要だからです。

素人がわからずに触るとバッテリーが発熱する恐れもあるので大変危険となっています。また専門的な資格を持っていなければ「技術基準適合証明(技適)」が無効になるため「電波法違法」になることもあります。

そのためiPhoneのバッテリー交換は技術だけでなく法律上の問題を考えてもプロに依頼するほうが良いでしょう。

iPhoneのバッテリー交換はアップル公式サポートに依頼しましょう

iPhoneのバッテリー交換をするときは、アップル公式サポートなら信頼性が高く修理も安心です。アップル公式サポートでは「持ち込み修理」と「配送修理」の2種類の修理方法が用意されています。

2種類の修理方法は、以下のような点で違いがあります。

  • 持ち込み修理:Apple Store や Apple 正規サービスプロバイダに直接持ち込み
  • 配送修理:Apple リペアセンターへ配送

上記修理方法はどちらもAppleの専門研修を受けた技術者が対応してくれるので、安心して任せれます。また修理にはApple純正部品を使用するためクオリティの高いサービスを提供してくれます。

古いiPhoneの場合は修理サービスが終了している恐れもあるので、不安な方は住んでいる地域にあるサービスプロバイダに一度問い合わせてみましょう。修理サービスの予約にはiPhoneのAppleIDとパスワードが必要なので事前に用意しておいてください。

iPhoneのバッテリー消耗時に発生する問題

iPhoneのバッテリー消耗時に発生する問題

iPhoneのバッテリーが消耗すると、以下のような問題が発生します。

  • 本体を起動できなくなる
  • 内部膨張により操作不能になる

こちらは起きてからだと困る内容ばかりです。それでは順番に説明します。

本体を起動できなくなる

iPhoneのバッテリーを使い続けると本体を起動できなくなることがあります。起動ができなければ本体にデータは残ったままになるので取り出すことが困難になります。

バックアップを取っていればデータを復旧できますが、なければ大切なデータが消えてしまうので注意しなければいけません。そのため本体の起動ができるうちにバッテリー交換することをおすすめします。

内部膨張により操作不能になる

iPhoneに関わらずバッテリーは使い続けると膨張することもあります。バッテリーが膨張すると別パーツを圧迫するので、画面が浮き出したり操作不能になったりする可能性があります。

最悪の場合、内部で熱暴走が発生して発火することもあるでしょう。万が一の危険を避けるためにもバッテリーは交換しておくべきです。

iPhoneのバッテリー交換目安の確認方法

iPhoneのバッテリー交換目安の確認方法

iPhoneは、バッテリー交換目安をチェックする方法があります。バッテリー状況を理解できれば交換のタイミングもわかるので、対処がしやすいです。

バッテリー交換目安をチェックするときは、以下のステップで行なってください。

ステップ1.設定アプリを開く

設定アプリを開く

ステップ2.「バッテリー」から「バッテリーの状態」をタップ

「バッテリー」から「バッテリーの状態」をタップ

ステップ3.「最大容量」の数字をチェック(100%に近いほど新品に近い状態)

「最大容量」の数字をチェック(100%に近いほど新品に近い状態)

以上です。バッテリーの最大容量が低いほど消耗が激しくなるので、50%を切っていたら交換を検討するべきです。

なかにはバッテリーの最大容量が100%に近くても消耗していることがあります。そんなときは以下に当てはまるかチェックしてみてください。

  • バックグラウンド中のアプリがあることが多い
  • GPSがONになっていることが多い
  • Wi-FiやBluetooth機器と接続していることが多い

上記項目に当てはまっているなら、何らかの対処法を考えてみましょう。

iPhoneのバッテリー交換前にしておくこと

iPhoneのバッテリー交換前にしておくこと

iPhoneのバッテリー交換をする前に準備しなければいけないことがあります。こちらでは「持ち込み」と「配送」に分けて準備の手順を紹介します。

iPhoneを修理に出すときも同じことが重要になるので、ぜひチェックしておいてください。

持ち込みをする場合

iPhoneのバッテリー交換を持ち込みにする場合は、以下の3点を準備しておいてください。

  1. iPhoneデータをバックアップ(iCloud、PC、iTunesなど)
  2. Apple IDのパスワード確認(iPhoneが初期化されるので必要)
  3. 必要書類の用意(運転免許証、購入時のレシート、付属アクセサリーなど)

まずiPhoneデータのバックアップを取ることは必須です。バックアップがなければiPhoneが戻ってきたときにデータを復旧できなくなります。

バックアップの取るには様々な方法がありますが、手軽に済ませたい方はiCloudがおすすめです。設定アプリを開き「ユーザー名」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」へ進めばバックアップできます。

しかしiCloudのバックアップは5GBまでしか無料で使えないため、データ量が多ければ有料にしなければいけません。そのため費用をかけたくない方は、iPhoneとパソコンを接続してiTunesからバックアップを取ることをおすすめします。

ほかにも自身のApple IDや必要書類も必要なので、必ず事前に準備しておきましょう。

配送をする場合

続いてiPhoneのバッテリー交換を配送する場合は、以下の5点を準備してください。

  1. 交通系ICカードの削除(Suica、ICOCAなど)
  2. iPhoneデータをバックアップ(持ち込み時と同じ)
  3. iMessageをオフ
  4. iPhoneの初期化
  5. アクティベーションロックをオフ

上記項目でとくに忘れがちなのが、ICカードの削除とiPhoneの初期化、アクティベーションロックをオフです。ICカードはiPhoneだけでなくApple Watchとペアリングしていることもあるので事前にペアリングを解除しておきましょう。

次にiPhoneの初期化についてですが、こちらは必ずデータのバックアップを取ってからおこなってください。バックアップがなければデータは全て削除されるので注意が必要です。

最後に「アクティベーションロック」は、iPhoneを紛失したとき他人に使われないようにする仕組みです。「iPhoneを探す」の設定をしていると端末がロックされて修理できなくなるので、オフにしておいてください。

ほかにも画面保護フィルムや付属品、SIMカードの取り外しを忘れないようにしましょう。

iPhoneのバッテリー交換の流れ

iPhoneのバッテリー交換の流れ

こちらでは、iPhoneのバッテリー交換をするための流れを紹介します。前述と同じく「持ち込み修」と「配送」の2種類を説明します。

どのような流れでiPhoneのバッテリー交換をするのかを理解できるので、ぜひ参考にご覧ください。

持ち込み修理の流れ

iPhoneを持ち込んで修理してもらうときは、Apple Storeの直営店もしくは正規サービスプロバイダに行きバッテリー交換をしてもらいます。しかし予約をせずに行くとバッテリー交換の対応に時間がかかるので、iOSアプリの「Appleサポート」から事前予約することをおすすめします。

もしアプリをインストールできていないときは「App Store」を開いて「検索」から「Appleサポート」と入力すればインストール可能です。アップル公式サポートページにある「Appleサポートへのお問い合わせ」からも予約できるので、好きな予約方法を選びましょう。

配送修理の流れ

店舗に向かう時間が取れないときは、自宅から手軽に届けられる配送修理がおすすめです。こちらもiOSアプリの「Appleサポート」もしくはアップル公式サポートページからiPhoneの引き取りを依頼できます。

サポートセンターと電話相談しながら修理を進めますが、すぐにバッテリー交換をしたいときはアップル公式サポートページから「配送修理」アイコンをクリックして必要情報を入力すればすぐに引き取りをしてもらえます。

iPhoneのバッテリー交換料金表

iPhoneのバッテリー交換料金表

これからiPhoneのバッテリー交換を検討している方は「どれくらいの費用がかかるのかわからない」という悩みもあると思います。バッテリー交換にどれくらいの料金がかかるのかは知っておくべきポイントですよね。

アップル公式サポートページには、iPhoneのバッテリー交換料金は以下の通りとなっています。(2021年12月時点)

iPhoneバッテリー交換料金表

iPhoneの購入時に保証もしくはAppleCare+入っていれば無償対応してくれるので、保証期間内かどうかをチェックしてみましょう。

iPhoneのバッテリー交換でよくある質問

iPhoneのバッテリー交換でよくある質問

ここまでiPhoneのバッテリー交換に関する準備や流れを紹介しました。最後にiPhoneのバッテリー交換で悩みがちな質問へ回答していきます。

疑問点をなくしてスムーズにバッテリー交換を進めましょう。

キャリア保証でもバッテリー交換は可能?

キャリア保証は、どのキャリアと契約しているかによって保証対象の幅が異なります。そのためSoftbankやdocomo、auなどのキャリア保証については、契約しているキャリアに一度連絡を取ってください。

連絡の際、iPhoneのバッテリー交換保証があるのかを聞いておきましょう。なかにはバッテリー交換が保証されていないことあるので十分注意しましょう。

バッテリー消耗を抑える方法は?

iPhoneのバッテリー消耗は避けられない問題ですが、以下のような対策を取ることでバッテリー消耗をおさえられます。

  • ソフトウェアアップデートをする
  • 画面の明るさを落とす(自動調節機能をオン)
  • Wi-Fiを利用する
  • 低電力モードを使う
  • バックグラウンド処理のアプリをなくす

上記対策方法はどれもiPhoneのバッテリー消耗をなくすために有効な手段なので、ぜひ一度試してみてください。

まとめ

今回は、iPhoneのバッテリー交換について詳しく紹介しました。iPhoneのバッテリー交換は専門的な知識や技術がなければ自分で直せるものではないので、必ずプロの修理業者にお任せするようにしましょう。

バッテリーを交換せずに放置していると、本体の電源がつかなかったり内部膨張したりするので注意しなければいけません。バッテリーの交換目安は設定アプリから確認できるので、交換前に一度チェックしてみてください。

当記事で紹介した準備や流れを参考にしながら、iPhoneのバッテリー交換を進めてみましょう。

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