Apple Payが日本に上陸してから早くも1年が過ぎました。2000年代から携帯電話に搭載された「おサイフケータイ」がApple Payとして、ついにiPhoneでもおサイフケータイ機能が使えるようになり、非常に便利になったと思います。今まで、Androidに浮気していた方もiPhoneに一本化ができるようになりましたね！Apple Payを使う際に、クレジットカードもしくはプリペイドカード（au WALLETカード、ソフトバンクカードなど）が必須となってきますが、今日は、Apple Payで使いたいカードを紹介します！
安心の三井住友カード！
CMソング「♪三井住友VISAカード」や、リボ払いのCMに出演するうり坊「ウリボー」でおなじみの三井住友カード。筆者も使っていますが、不正利用などの対処が早く、カードデスクの応対も丁寧で、早速ですが、Apple Payで使いたいカードの一つとなっています。また、それに加えて、クレジットカード黎明期から築き上げた信頼感が多くのユーザーから定評を得ています。三井住友カードは、日本国内・海外でもカードを使うことができ、筆者が知る限りでは、普通に日常生活や旅行などでは決済できない加盟店はないと感じています。なので、お財布に一枚入れておくのも賢い選択肢とも言えます。
Apple Payを使うなら、三井住友カードはマスターカードを発行しましょう。多くの方は、VISAで発行していると思いますが、マスターカードを発行することで、Apple Payにおいて利用制約などもなく、スムーズに決済が可能です。VISAとマスターカードのデュアル発行では、年会費が割引になるので、安心です。
余談ですが、ヨーロッパではマスターカードしか使えない店舗がまだまだあるのが実情です。ヨーロッパでは主流のカードブランドをマスターカードが吸収したため、その流れでマスターカードのみ使える店舗が未だに残っています。なので、ヨーロッパ方面に旅行に行かれる方は、予備でマスターカードを持つとベストでしょう。
大人のアメリカン・エキスプレス
アメリカン・エキスプレスと聞くと「高級そう」というイメージがあると思います。年会費も高いといって敬遠する方もいらっしゃると思いますが、実は旅行に行くことが多い方にはメリットが非常に多いカードとなっています。アメックスを使うと、100円につき1ポイントを貯まります。貯まったポイントは航空会社のマイレージに移行することができ、特典航空券を予約することが可能となっています。
また、カード付帯の機能として、空港ラウンジの利用の特典も付帯します。羽田空港や伊丹空港にある空港ラウンジは、ドリンクバーやWi-Fi、ビジネスに便利なFAXやコピー機が設置されており、移動に飛行機が多い方にはアメックスは便利なカードになっています。
そして、新幹線に乗る方にも便利な東海道新幹線・EX-ICにも対応。アメックスで申し込みをすると、専用カードが送られ、インターネットで新幹線を予約すると改札機に専用カードをタッチするだけで新幹線に乗ることが可能です。年会費が高いのがネックですが、全体的に移動の多いビジネスマンには最適なクレジットカードで、Apple Payをスマートに使いこなしたい方には非常におすすめしたいクレジットカードです。
高還元率で定番・au Walletカード
auユーザーはおなじみのau Walletカード。au回線の契約があれば、無料で入会が可能です。プリペイドカードのため、クレジットカードにある入会審査もなく、収入のない学生（中学生から可）やリタイア後のシニアでも簡単に持てます。au Walletカードの還元率は通常は0.5%となっていますが、au Wallet特約加盟店では、ポイントの還元率が高くなります。なんと新規でじぶん銀行の口座を開設すると、au Walletカードへのチャージで5％ポイントが付与されます！こんな還元率が高いカード、見たことがない！
もちろん、au WalletカードはApple Payに対応しています。対応ブランドがマスターカードのため、QUICK Payでの使用になりますが、決済すると即、残高から引き落とされるため、クレジットカードが苦手な方でも、安心なカードです。
キャリアのプリペイドカードはApple Payが使用可能！
前述で紹介したau Walletカードですが、プリペイドカードとして、ドコモでは「dカード プリペイド」、ソフトバンクでは「ソフトバンクカード」が展開されています。これもApple Payに対応しています。キャリア系プリペイドカードでは、携帯電話料金とセットで、チャージ代金の支払いができ、クレジットカードを利用したくない方にはベストな使い方とも言えます。
やはりApple Payは便利
ここまで、三井住友カード、アメックス、キャリア系プリペイドカードについて見てきましたが、従来のAndroid端末・ガラケーでは「使いにくかった」ポストペイ型の電子マネーですが、iPhonwのホームボタンに指を置くだけで決済ができるApple Payは大変魅力的です。といっても、クレジットカードと紐付いているアカウントの場合、使いすぎは禁物です。各クレジットカードで提供されているオンライン照会サービスで定期的に利用金額を確かめて使うのが賢い使い方といえるでしょう。