現在では多くのブラウザが展開されており、それぞれ機能や使いやすさも異なります。Macで何か調べ物をするときにはブラウザを使う方も多いのではないでしょうか。
しかしどのブラウザが自分にとって使いやすいのか判断するのは難しいですよね。そこで今回は「Macにおすすめのブラウザを知りたい」という悩みをもつ方に向けて、Mac向けブラウザの選び方からおすすめブラウザを紹介します。
あなたに合ったブラウザが見つかるので、ぜひ参考にご覧ください。
ブラウザとは
ブラウザとは、Webサーバーを通じてパソコンやスマートフォンにWebページを表示するためのソフトウェアです。普段からMacを使っている方は「Safari」というブラウザに馴染みがあるのではないでしょうか。
多くのIT企業がブラウザを開発しており、デザインや機能もそれぞれ異なります。またブラウザには多くの拡張機能があるため、必要に応じてダウンロードすると便利な機能を追加できます。
近年インターネットの普及からブラウザは日々改良されており、一般ユーザーでも使いやすくなっているのです。調べたい情報をすぐに探すためにもブラウザは欠かせない存在となっています。
Mac向けブラウザの選び方
Mac向けブラウザを選ぶときは、以下のポイントをチェックしてください。
- 拡張機能の有無
- メインとサブで使えるものを選ぶ
- 応答速度で選ぶ
- セキュリティの高さで選ぶ
- 利用ユーザーのシェア率で選ぶ
それでは順番に解説します。
拡張機能の有無
ブラウザによって拡張機能が使えるものがあります。例えば開いているページをまとめる機能や翻訳機能などがあるので、作業効率を向上可能です。
拡張機能はブラウザによって名称が異なり、プラグインやアドオンともいわれています。オンオフを自由に切り替えられるため、必要に応じて使えます。
仕事やプライベートの作業を効率良くこなしたい方は、拡張機能のあるブラウザがおすすめです。
メインとサブで使えるものを選ぶ
Macで使うブラウザは1つだけでなくサブに用意しておいても問題ありません。例えばメインをGoogle Chrome、サブをSafariのようにしておけばそれぞれ違う用途に使えます。
ブラウザを切り替えればスピーディに作業ができるので、効率性もより向上します。1つのブラウザに絞りきれないときは第2候補のブラウザも一緒にインストールしておきましょう。
応答速度で選ぶ
応答速度とは、ページを表示するまでの速度を指します。ページの応答速度が遅ければストレスを感じてしまい作業効率も落ちてしまいます。
そのため応答速度の速いブラウザであれば、求めるページを素早く表示可能です。ブラウザによって応答速度は異なるため、一度インストールして確かめてみることをおすすめします。
注意点として拡張機能を追加し過ぎると応答速度が遅くなってしまうので、使わない機能はオフにして使いこなしましょう。
セキュリティの高さで選ぶ
Macのブラウザを選ぶときはセキュリティの高さも重要なポイントです。MacはWindowsに比べてセキュリティに強いためウイルス被害は少ないですが、万が一に備えておく必要はあります。
ブラウザによっては広告ブロッカー機能やシークレットモードなどの機能があるので、安全にページを表示できます。なかにはキャッシュや履歴を自動クリアできる機能もあります。
どのようなセキュリティ対策機能があるのかをチェックして最適なブラウザを選びましょう。
利用ユーザーのシェア率で選ぶ
ブラウザを利用しているユーザーのシェア率は信頼性の高さを証明しています。シェア率が高い理由には、ブラウザの使いやすさや機能性の高さが関係しています。
ブラウザのシェア率をみたいしたいときは「statcounter」というサイトをみることで確認可能です。現在ではGoogle Chromeが世界的に最もシェア率が高いブラウザとなっています。
シェア率が高いブラウザは拡張機能も豊富にあるため、どれを選べばいいのかわからないときは参考にしてみてください。
Macにおすすめのブラウザ6選
Macにおすすめのブラウザは以下の6つです。
- Safari
- Google Chrome
- Firefox
- Opera
- Brave
- Vivaldi
それぞれのブラウザの特徴を紹介するので、あなたに合ったものを見つけてみてください。
1.Safari
「Safari」は、Appleにより開発されているウェブブラウザです。MacをはじめiPhoneやiPadには標準搭載されているため、はじめて使うブラウザとして向いています。
応答速度も速くエコシステムによってバッテリー消費も少なくなっている点が特徴です。構造がシンプルなので拡張機能は少ないので、閲覧や作業に必要な機能は備わっています。
またプライベートブラウズではユーザーがWebサイトから追跡されないようにする独自機能を備えているため、セキュリティ対策も高いです。無駄な機能をなくして使いやすいブラウザを利用したい方におすすめです。
2.Google Chrome
「Google Chrome」は、検索エンジンとして有名なGoogleが開発したウェブブラウザです。世界的に最もシェア率が高いブラウザとなっており、MacだけでなくWindowsやスマートフォンからも利用できます。
応答速度も速く拡張機能が豊富にある点が特徴となっています。個々のプロセスを保護して影響を出さないようにする「サンドボックス機能」や閲覧履歴やクッキーを残さない「シークレットモード」があるので、セキュリティ面もバッチリです。
また重要なページをブックマークすることで上部にまとめられるため、1クリックですぐに呼び出せます。YoutubeやGmailへのアクセスもすぐにできるので、Googleサービスを利用することが多い方におすすめです。
3.Firefox
「Firefox」は、Mozilla FoundationとMozilla Corporationによって開発されたウェブブラウザです。火と狐をイメージしたロゴとなっており、2000年代にかけて大きなシェア率を獲得しています。
カスタマイズ性が高く拡張機能が豊富にあるため、作業効率を向上させることができます。拡張機能は多いことから追加し過ぎると応答速度が遅くなるので注意が必要です。
しかしほかの企業とは異なり非営利組織が運営しているので、邪魔な広告が表示される心配もありません。高速なブラウジングとプライベートブラウジング機能によるトラッキング防止ができるので、使いやすさと安全性を重視したい方におすすめです。
4.Opera
「Opera」は、オペラ・ソフトウェアによって開発されたウェブブラウザです。基本的なパーソナルブラウザをはじめゲーマ向けの「Opera GX」やデータ使用量の少ない「Opera Mini」などを展開しています。
不要な広告を削除する広告ブロッカー機能やプライバシー保護機能も充実しているので、安全な環境でインターネットを楽しめます。ショートカットキーやマウスジェスチャーといった操作もできるため、マウスを使わず片手で使用可能です。
サイドバーにはYoutubeやTwitter、Instagramなどを表示できるため、SNSを使うことが多い方にも便利です。マニア向けでありながら高機能で使いやすいので、サブブラウザとしておすすめです。
5.Brave
「Brave」は、Brave Softwareによって開発されたウェブブラウザです。MacをはじめWindowsやiOS、Androidにも対応しています。
「Brave Shields」という独自のセキュリティ保護機能を搭載しており、広告とトラッカーの除去やクッキーのブロック、悪意あるコードの阻止などができます。
Google Chrome向けの拡張機能も利用できるため、同じ環境を実現することも可能です。高い広告ブロック機能を備えているため、安全にプライバシーを保護したい方におすすめです。
6.Vivaldi
「Vivaldi」は、Vivaldi Technologies社によって開発されたウェブブラウザです。オペラ・ソフトウェアの創設者の1人が設立しており、高いカスタマイズ性からエンジニアや専門の技術者から人気があります。
カスタマイズの自由度が高くタブの位置変更やカラー変更など自分が使いやすい環境を作り出せます。拡張機能なしでマウスジェスチャーも使えるため、応答速度が遅くならず機能を割り当てられます。
自分らしいオリジナルブラウザをもちたい方におすすめです。
まとめ
今回はMacにおすすめのブラウザについて詳しく紹介しました。ブラウザを選ぶときは、拡張機能の有無や応答速度、セキュリティの高さ、利用ユーザーのシェア率などを参考にしてください。
1つのブラウザに絞りきれないときはメインとサブに分けて選ぶことをおすすめします。当記事で紹介したブラウザから自分に合ったものをぜひ使ってみてください。