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154 プリンター2019年総括〜2020年お薦め

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書類やプリントをコピーしたり、年末年始の年賀状印刷などで大活躍してくれるのが、皆様お馴染みの「プリンター」です。

このプリンターですが、各メーカーから多くの製品が販売されていて、価格も1万円台から購入できるものから、高価格帯の商業モデルまで多くの種類が販売されています。

また毎年多くの新製品が販売されていて、家電量販店などでも、新製品が絶えず数多く並んでいるので、購入する際にどれを選んだらよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、その各メーカーから販売されている数多くのプリンターの中から使用目的や価格、機能などをご紹介しながら、プリンターを選ぶ際の重要なポイントについてご紹介してみようと思います。

プリンターを選ぶ際のとても重要なポイント

「プリンターを買おうと考えている」もしくは「新しくプリンターを買い替えようと思っている」

このような時、いざ家電量販店の売り場に行ってみたら、製造メーカーも様々で、機種もたくさん展示されていて、どのプリンターを選べばよいのか決められない・・・。このようなことで困ったことがある方もいるのではないでしょうか。

そこでここからは、プリンターの購入を検討されている方、初めてプリンターを購入しようと検討されている方の為に、プリンターを選ぶ際にぜひ知っておいて欲しい、とても重要なポイントについて解説してみようと思います。

写真を印刷する目的で購入する場合

写真を印刷する目的でプリンターの購入を検討されている方には「インクジェットプリンター」がおススメです。

このプリンターは、粒子化したインクを印刷したい用紙や写真紙に直接吹きかけて印刷をおこないます。

そしてこのプリンターの特徴は、本体のサイズが比較的コンパクトなので、家庭で使用する際に設置場所に困りません。また、印刷した際の解像度や色の再現性にも優れているので、印刷の仕上がりが鮮明で、高画質な印刷ができるのもこの「インクジェットプリンター」の特徴です。

ただし、このインクジェットプリンターにもデメリットがあります。

本体価格は1万円台から購入することもできるのですが、購入後のインクを交換する際、交換するインクカートリッジの費用が数千円台と、やや割高になるのがデメリットと言えます。

ですが、最近では、交換用のインクカートリッジに大容量タイプや詰め替え可能なタイプが販売されていて、低コストなインクカートリッジのラインナップも増えてきています。

書類などをプリントしたりコピーする目的の場合

書類やプリントなど、紙媒体の印刷で使用する目的で購入を検討されている方には「レーザープリンター」がおススメです。

このレーザープリンターは、先ほどご紹介したインクジェットプリンターに比べ、印刷した際に色の滲みが出にくいので、仕事で使う大事な資料を印刷するときや、保存しておきたい紙媒体を印刷する際などにとても適しています。

また、インクジェットプリンターに比べ、印刷速度が速く大量印刷が可能であり、印刷に必要なトナーの寿命が長く、特にモノクロ印刷の際のコストはインクジェットプリンターに比べ大幅なコストカットになります。

デメリットとしては、インクジェットプリンターに比べ、本体購入価格がやや高額になることと、本体サイズがやや大型なので設置場所が限定されてしまう可能性があります。

また、紙媒体の印刷には優れた性能を発揮しますが、写真印刷には不向きです。

本体価格や購入後のコストで選ぶ場合

プリンター購入を検討する際には、プリンター本体の価格を検討することも大事ですが、実は購入後に発生するコストを検討することも大切です。

その購入後に発生するコストとは何か?それは「インクカートリッジ」です。

プリンターを購入する際、どうしても本体価格が安い機種を選んでしまうと思います。また、初めてプリンターの購入を検討している方などは特にそういった傾向があるかもしれません。しかし、低価格で販売されているプリンターは、購入後に交換するインクカートリッジの費用が高く設定されている製品が多く、購入金額が1~2万円台のプリンターで、交換するインクカートリッジが5千円以上になることも決して珍しくありません。

その一方で、本体価格が高めになっているプリンターはインクカートリッジ代が低めに設定されている製品が多く販売されています。

特に、インクカートリッジ本体に直接インクを充てんできる「エコタンク」を搭載しているモデルでは、本体の購入金額は、やや割高になりますが、購入後のインク交換費用は、通常のインクカートリッジモデルに比べ、3~4分の1以下のコストで済むモデルもあります。

このようなモデルのプリンターは、日常的にプリンターの使用頻度が高い方や、写真を多く印刷したい方などには、購入後のコストパフォーマンスに優れていておススメです。

プリンターの機能別に選ぶ場合のポイント

プリンターを購入する際に、気になったプリンターの機能を事前に知っておくのも購入に失敗しないためにはとても大切なポイントになります。

プリンターを機能で選ぶときには、大きく分けて、「単機能プリンター」と「複合機プリンター」の2つの機能から選ぶことになりますが、この「単機能プリンター」と「複合機プリンター」の2つの機能の違いや特徴などについて解説してみようと思います。

単機能プリンター

「単機能プリンター」とは、プリントなどの紙媒体や写真を「印刷(プリント機能)」に特化したシンプルな機能のプリンターです。

この後にご紹介する「複合機プリンター」がプリント以外にも様々な機能を持っているのに対して、「単機能プリンター」はプリントに特化している分、「複合機プリンター」に比べて価格も低めで、電力消費量も少なく済むので購入する際のコストを抑えたい方にはおススメです。

また、複合機プリンターに比べ、本体のサイズも小さめなので、設置場所が限られている場合にもおススメです。

複合機プリンター

先ほどご紹介した「単機能プリンター」は、プリント(印刷)機能に特化した機能を持つプリンターでしたが、ここでご紹介する「複合機プリンター」は、プリント機能だけでなく、コピー機能やスキャナー機能、FAX機能など様々な機能を持ったプリンターです。

単機能プリンターに比べると、購入する際の価格は高めになりますが、この複合機プリンターを持っていれば、単機能プリンターの他に、スキャナーやFAXなどの機器を別々に購入する必要が無いので結果的にトータルコストを抑えることができます。

また、FAX、スキャナーなどを、バラバラに設置する必要が無く1台設置するだけでよいので、設置場所を節約することもでき、電力消費も1台で済ますことができるのでコストパフォーマンスにも優れています。

2020年最新版お薦めプリンターbest10

ここまで、プリンターの選び方や、基本性能などについて解説してきましたがここからは、2020年にぜひおすすめしたいプリンターbest10をご紹介してみようと思います。

これからお伝えする内容をぜひ参考にしていただき、ご自分の使用目的やご予算に合った1台を見つけてください!

№10.印刷さえできれば良い!少しでも安いプリンターならこの1台

引用元:https://www.amazon.co.jp/Canon-プリンター-インクジェット-PIXUS-TS3130S/dp/B07G1K37Q2

印刷さえできれば良いので少しでも購入費用を抑えたいと思う方にはぜひおススメの1台が「Canon A4インクジェット複合機 PIXUS TS3130S」です。

1万円を切る圧倒的コストパフォーマンスを誇りながら、美しい発色を実現する高密度プリントヘッド技術により、最小2plの極小インク滴を正確かつパワフルに吐出し、色鮮やかな写真プリントを実現しています。また、文字をくっきりと写し出す耐水性に優れた顔料ブラックインクを採用し、シャープなモノクロテキストプリントも可能にしています。

圧倒的なコストパフォーマンスを誇りながら、プリンターとしての基本性能はしっかりと抑えている人気の1台です。

№9.両面印刷に対応!これ1台で家庭でも業務でもどちらもOK

引用元:https://www.brother.co.jp/product/printer/laserprinter/hl3170cdw/index.aspx

大手プリンターメーカーの「brother」の「壊れにくくて印刷が早くてキレイ!」「しかもお手入れ簡単!」なレーザープリンターがこの「brother レーザープリンター A4 カラー JUSTIO HL-3170CDW 」です。

このプリンターは、両面印刷に対応しているので、用紙コスト削減にも貢献してくれるとても使いやすい1台です。また、専用のアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットと連動して利用することも可能です。

そして、簡単メンテナンス設計を取り入れているため、購入後の手入れが簡単なのもこのプリンターの魅力です。

上手に両面プリントを行えば、業務での書類作りに重宝するのでオフィスへ配置におススメの1台です。

№8.普通紙で印刷しても写真が鮮やかでキレイなプリンター!

引用元:https://www.epson.jp/products/colorio/ep812a/

この「エプソン EP-812A インクジェット複合機 colorio」はシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの基本4色に、ライトシアン、ライトマゼンタの2色を加えた6色のインクで、デジカメやスマホの写真を美しくプリントしてくれます。

EPSONプリンターの証である、カンタン、キレイで安心な「おうちプリント」を楽しめるという「Epson Color」はこのプリンターにもしっかりと継承されており写真を普通紙でも鮮やかでキレイに印刷してくれます。

また、搭載されている機能、「写真自動補正オートフォトファイン!EX」がプリントする際に、人物写真や風景写真を自動で見分けてくれて、印刷する際に自然に被写体にとって好ましい色合いに自動で補正してくれます。さらに、逆光で撮影に失敗してしまった写真も、プリンターが自動で保存されている写真データから被写体の人物を判別してくれて、明るくキレイに自動で補正してくれます。

これだけの便利な機能を搭載していながら、本体サイズは外形寸法(幅×奥行×高さ)使用時390×598×196(mm)とコンパクトになっていて、設置場所に困らない設計になっているのもこのプリンターの特徴でもあります。

本体に2.7型の液晶モニターを搭載していて、プリンターの操作も簡単にできて、プリンターを始めて扱う方でも扱いやすいプリンターです。

№7.コスパに優れ写真をたくさん印刷したい方にオススメプリンター

引用元:https://www.amazon.co.jp/Canon-プリンター-A4インクジェット複合機-PIXUS-XK60/dp/B07WWZZKXW

この「Cannon PIXUS XK60」は、高速Wi-Fiを搭載しているCannonの最新インクジェットプリンターです。

このプリンターはL判写真約12.5円と優れたコストパフォーマンスで、写真をたくさんプリントする方にオススメです。また、コストに優れているだけではなく、プレミアム6色ハイブリッドインク搭載でワンランク上の画質を実現しています。

また、用紙コストを節約できる機能である「自動両面プリント」機能を搭載しており用紙の表と裏を入れ替える手間が省け、印刷用紙の節約ができます。さらに「おうちでスマホプリ」という機能を活用することで、スマホに保存した画像やSNS上の画像など、さまざまな写真がプリント可能になりました。

今までの家庭用プリンタとしての機能よりも、機能性に優れたハイスペックモデルとしてワンランク上の写真画質を実現しており、Cannonのプリンタ人気ランキングでも上位にランクインしています。

№6.スマホで簡単に接続するだけで簡単キレイにプリントができる

引用元:https://www.epson.jp/products/colorio/ep882a/feature_5.htm

エプソン EPSON インクジェット複合機「EP−882AB」は2019年に発売されたEPSONの商品のなかでもハイスペックなモデルで、4.3型の大きな液晶を搭載したインクジェット複合機プリンタです。

このプリンターの特徴でもあり、製品のキャッチフレーズでもあるのが「スマホからカンタン・キレイにプリント」です。

この機能は、iPhoneであれば、本体のカメラで、プリンターの画面に表示されたQRコードを読み込むだけでプリンターとの接続ができ、iPhoneでプリンターを操作しプリントが可能になるというものです。androidスマホの場合には、新アプリ「Epson Smart Panel」を使えばプリンターを簡単にスマホで操作が可能になります。

さらに、自宅に無線LANルーターの無いご家庭でも、Wi-Fi®通信機能の付いたスマートフォンやiPhoneがあれば、その日からプリンターにワイヤレス接続ができ、簡単にプリントをおこなうことができる機能も搭載しています。

これ以外にも、エプソンのカラリオの写真高画質技術で写真はさらにきれいに印刷することができます。またインクのカートリッジ数は6色が独立しているので、写真以外にもプリントや文章などもキレイに印刷することができるプリンターです。

№5.FAX・電話機能を搭載した人気の多機能プリンター

引用元:https://www.brother.co.jp/product/printer/inkjet/mfcj737dn/index.aspx

電話とFAXの機能を搭載したインクジェットプリンターが、brotherのプリンター「A4 インクジェット複合機 MFC-J737DN 」です。

外形寸法(横幅×奥行き×高さ) 400×341×151mm(突起部を除く) という、プリンターの中では小型モデルでありながら、FAXと電話機能を搭載したコンパクト設計なので、設置場所に困ることも無く、自宅でFAXを多く使う方にはとても便利なプリンターです。プリンターでありながら電話としても使える機種なので、業務用として事務所やオフィスでの使用でもとても重宝するプリンターでしょう。

また、インク節約モードを搭載しており、印刷時にこのモードを選択するとインクの消費量を抑えることができるのでコストパフォーマンスにも優れています。

1回のインク交換でカラー印刷が薬499枚可能なのでコスパ重視の方におすすめのプリンターです。

№4.スマホやタブレットを使って両面印刷ができるプリンター

引用元:https://www.amazon.co.jp/Photosmart-A4カラー複合機-ワイヤレス印刷対応-自動両面印刷-CX049C/dp/B00OYQLQG8

この「HP Photosmart 5521 A4カラー複合機 (ワイヤレス印刷対応・自動両面印刷・4色独立) 」は搭載されている「ワイヤレスダイレクト」という機能が、スマホとプリンターをワイヤレスでつなぐだけで自動両面印刷までを可能にしたコンパクト複合機です。

そして、このプリンターの特徴は何といっても、無線ルーターが無くとも、パソコンやスマホから直接プリンターにワイヤレスで接続ができることです。

このワイヤレス接続を使うと、スマホに保存している写真や文章ファイルを選び、プリンターに接続しデータを送信するだけでプリンターから印刷が可能になります。

このように印刷機能に優れているプリンターですが、印刷の際に、各色を独立させた4色独立インクを採用し、使い切ったインクカートリッジだけを交換するだけなので、コストパフォーマンスにも優れています。また、独自の「デュアルドロップボリューム テクノロジー」で写真のグラデーションも美しく再現し、高画質で鮮やかな印刷を実現しています。

また、これだけ便利な機能を搭載しているにも関わらず、本体価格が1万円台というのもこのプリンターの大きな魅力でもあります。

スマホに保存した写真やプリントを多く印刷したい方にはぜひおススメのプリンターです。

№3.バッグに入る大きさなので外出先でもプリントできる!

引用元:https://amzn.to/37y9CK5

この「EPSON A4モバイルインクジェットプリンター PX-S05B」は横幅30センチ弱、縦15センチ弱、高さ6センチ弱で、重量1.6㎏の軽量でコンパクトサイズ設計です。

無線LAN環境がなくてもWi-Fi対応により訪問先でスマートフォンやタブレットのデータをその場でプリントできるのでビジネスバッグに入れて持ち運び、外出先でもプリントが可能です。そして本体にバッテリーを内蔵しているので、AC電源を持ち歩く必要も無く活用することができ、万が一バッテリーが切れた場合でも、市販のモバイルバッテリーからの充電が可能なのも外出先で使用する際にはとても便利な機能です。

小型軽量だけではなく、印刷機能に耐水性に優れた顔料インクを全色に採用しているので、ビジネス文書のプリントに適しています。

№2.本体サイズは「A4サイズ」でも「A3プリント」も可能でとても便利なプリンター

引用元:https://www.epson.jp/products/colorio/ep982a3/

このEPSON EP-982A3は2019年8月1日に発売された機種で、コンパクトな本体サイズでありながら、A3サイズのプリントも可能なプリンターで発売時のキャッチフレーズは「ふだんはA4、ときどきA3プリント」でした。普段はA4サイズのプリントがメインだけど「時々、大柄のA3プリントも必要」そんなニーズをこのプリンターは実現しています。

また、カラリオの特徴でもある高画質技術はこのプリンターでもしっかりと再現されていて、6色インク仕様で、写真、文書、デジカメやスマホに保存した写真等をキレイに印刷してくれます。

さらにスマホと接続ができる機能を搭載しており、プリンターのセットから実際のコピーやスキャン、プリントなどの印刷作業の際に、お手持ちのスマホをプリンターのリモコンとして使うことができる機能を搭載しているのもこのプリンターの特徴でもあります。

また、インクの残量までもスマホで確認することができるのでインク購入時にとても便利です。

写真印刷の際、L判写真であればおよそ13秒で印刷が可能で、スムーズに多くの写真を素早くプリントできるのもこのプリンターの特徴でもあります。

№1.スマホで印刷できる簡単プリンター


引用元:https://amzn.to/2t7AUIe

人気プリンターメーカである「Cannon」の多機能タイプのインクジェットプリンターが「Canon プリンター A4インクジェット複合機 PIXUS TS5330」です。

購入後のインク交換の際、太陽量タイプのインクカートリッジに対応しているので、インク交換の回数を減らし、コストカットもできます。また発色は4色印刷ですが、文字や写真を美しく印刷してくれる1台です。

そして、iPhoneやandroidに対応していて、スマホアプリを使うことで写真をプリントしたり、カードやシール、カレンダーまでスマホとプリンターを使うことで簡単に作れるのもこのプリンターの特徴です。

「プリンター2019年総括〜2020年お薦め」についてまとめます

スマホやデジカメで撮った写真を印刷したり、年末年始の年賀状の印刷、また、書類やテキストの印刷などで活躍してくれるのが「プリンター」です。

今回はここまでこのプリンターについて、2019年までに発売された製品や、また、2020年年始にプリンターを購入の検討されている方にぜひおススメしたい製品などについて、機能や特徴、価格などを詳しく解説してみました。

プリンターは、各メーカーから数多くの製品が次々と販売されていていざ、購入する際に迷ってしまう方もいるかもしれません。

また、現在使用しているプリンターからの買い替えを検討されている方もいるかもしれません。

そのような方々に、今回ここまでお伝えしてきた内容が少しでもお役に立てれば幸いです。

ぜひ、プリンターを購入する際の参考にしてみてください。

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