MacやiPhoneを使ってインターネット検索したことはみなさんもあるかと思います。
インターネットを検索するとhttpから始まるURLをよく見かけます。ですが最近ではhttpから始まるURLだけでなくhttpsから始まるURLも増えてきているんです。
今回はそんな最近よく見かけるhttpsについてやhttpsとの違いについてや、httpのサイトが もたらすデメリット等を解説していきたいと思います。
インターネットを普段から閲覧している方はもちろん、サイト運営をされている方も必見の内容になっていますのでぜひ最後までご覧ください。
そもそもhttpとは?
URLでよく見かけるhttpですが、Hyper Text Transfer Protocolの頭文字を取ったものです。
簡単にご説明するとホームページを閲覧するときにどんな通信手段を用いるかというルールのことを指します。
おそらくみなさんもインターネット検索をされたことがある方であれば一度は見たことがあるかと思います。
httpで通信を行なっているウェブサイトは全てhttpから始まるURLになっており、http://から始まるウェブサイトがそうなります。
昔はhttpのサイトがほとんどで今でも昔から運営しているサイトなどはhttpで通信を行なっているWEBサイトもあります。
httpとhttpsの違いとは?
以前はhttpから始まるURLが主流だったのですが、最近ではhttpはセキュリティ上の問題があるということで懸念されています。
実はhttpで行う通信は通信自体が暗号化されていないという事もあり、知識があればその情報を盗み見られるということもあるんです。
例えばウェブサイトで会員登録している会員情報を盗み見られトラブルになったということもあるんです。
そういったこともあり最近では通信を行うデータを暗号化した通信方法であるhttpsが推奨されるようになります。
HttpsとはHyper Text Transfer Protocol Securityの略になっており、通信を行うデータを暗号化することにより、より安全にインターネットを利用することが可能になりました。
httpのサイトはアクセスしない方がいい?
httpsの登場により多くのサイトがhttpからhttpsへ移行を行なっています。
ですがまだhttpのサイトというのも残っているので、実際そういったサイトにはアクセスしない方が良いのでしょうか?
知らずにアクセスしてしまうだけであれば特に問題がないのですが、そのサイトで個人情報を入力したりするのはやはりセキュリティ的には危険だと言えます。
知らずに個人情報を登録したことによって第三者に情報が筒抜けになっていたというような事件も過去には発生しているようです。
ですのでまず個人情報を入力するサイトのURLがhttpsから始まり通信が暗号化されているかを確認しておくことが重要と言えます。
ちなみに暗号化されていないウェブサイトにアクセスするとURLの左側に「保護されていない通信」と赤文字で表示されるのでそちらを参考にしてみるといいかと思います。
httpsのサイトかどうかを確認する方法としてはブラウザのURLを見ていただき初めのところがhttpsから始まっているかどうかで確認することができます。
ちなみに当サイトはhttpsの通信方式で運営しているサイトになるので、安心してご覧いただければと思います!
より安全にインターネットを利用したいという方はできればhttpsのサイトを利用するのが良さそうですね!
httpサイトは検索一覧から除外されることも!?
あとここからはサイトの運営をされている方にご覧いただきたい内容になるのですが、httpサイトはSEO的にもよくないと言われています。
SEOというのは検索エンジン最適化のことを指し、GoogleやYahoo!などの検索サイトでの検索一覧で上位表示させるための手段のことです。
やはりセキュリティ的に安全ではないサイトは最近検索エンジンで引っかかりくくなるようになっているようですね。
サイト運営者側から見たときにいくら良い内容のウェブサイトを運営していたとしても通信方法がhttpというだけで検索エンジンの上位に表示されなくなるということもあります。
Googleも公式にhttpのサイトは検索一覧で上位表示させなくすると発表がされているので今後はさらに加速して進んでいくと言われています。
ですのでまだhttpsへ変更を行なっていないというサイト運営をされている方はセキュリティ面はもちろんですが、SEOを加味してもhttpsへドメインを変更するのが適切だと言えます。
サイトを閲覧する人にとってもそうですが、サイト運営側にもデメリットが多くなっていますので注意が必要ですね。
httpからhttpsへ切り替えるには?
出典元:https://pixabay.com/ja/photos/?q=http&hp=&image_type=all&order=popular&cat=&min_width=&min_height=
まだhttpsへ変更していないサイトをhttpsへ切り替えることは可能です。
ですが切り替え手順としては少しややこしいので、もし切り替えたいという方はレンタルサーバーなどを借りているのであれば一度レンタルサーバーの運営元に相談してみるのもいいかと思います。
切り替えには多少費用もかかるかと思いますが、今後のことを考えるとやはりhttpsへの切り替えは必要になるかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は通信方式であるhttpとhttpsの違いなどについて解説してきました。
普通にインターネットを使うくらいであればこういった知識を知らない方が多いですが、実はとても重要で最悪ですが個人情報を抜き取られたりも考えられるので注意が必要です。
またサイトの運営をされている方も今回の記事でご紹介した内容を把握して適切に対応することが重要と言えます。
今後インターネットを閲覧される際はhttp、httpsどちらのサイトなのか確認してから閲覧してみるのもいいかと思いますよ!