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163 Macのキーボード入力がおかしい時の原因と解決方法についてご紹介!

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「Macのキーボードがうまく入力できない…」
「Macの文字変換がおかしくなる」

当記事は、このような悩みを持った方に向けて書いています。

Macを利用している方なら、キーボード入力がおかしくなったという経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。

日本語を打ったはずなのに英語になっていたり、勝手に変換したりと様々な問題があると思います。

文字をスムーズに打てないと作業効率が落ちてストレスも溜まってしまいますよね。

そこで今回は、Macの修理サービスを20年続けている自社がキーボードがおかしいときの原因と解決方法について解説します。

Macのキーボード入力がおかしいときの4つの原因

Macのキーボード入力がおかしいときの4つの原因

Macのキーボード入力がおかしいときは、以下の4つの原因が考えられます。

  1. キーボードがUS配列になっている
  2. 水こぼしなど液体混入による故障
  3. ライブ変換機能がONになっている
  4. 日本語入力ソフトのバグ

それでは順番に詳しく解説します。

原因①:キーボードがUS配列になっている

キーボードの配列が日本語表記のJIS配列ではなく、英語表記のUS配列になっていると文字がズレて入力されます。

US配列とは、英語用として作られたMacのキーボードの配列です。

日本語用(JIS配列)に作られたMacのキーボードとは文字の配列が異なるので、US配列を選ぶと打った時の入力にズレが生じてしまいます。

左上のアップルメニューにある「システム環境設定」から「キーボード」を選ぶと現在の配列を確認できるので、まずはこちらをチェックしてみてください。

原因②:液体による故障

Macのキーボードには耐水性がないので、水をはじめコーヒーやジュース、アルコール類など液体をこぼすと故障の原因になります。

とくにMacBookなどのノートパソコンは本体まで影響が及ぶので、最悪の場合動かなくなる恐れもあります。

キーボードに液体をこぼしてしまったときは、すぐに乾いた清潔な布で水分を拭き取ってください。

あとはしっかり乾燥をすれば元通りになることもあります。

あくまで応急処置なので、それでも動作しないなら業者に依頼して修理することをおすすめします。

原因③:ライブ変換機能がONになっている

ライブ変換機能とは、スペースを押さなくても自動で変換する機能のことです。

こちらの機能をONにすると、自分が変換したくない部分も勝手に変換してしまいます。

変換することが多い方には便利な機能ですが、誤った部分も変換してしまうデメリットもあります。

ライブ変換をOFFにするときは、左上のアップルメニューにある「システム環境設定」から「キーボード」、「入力ソース」を選んで「ライブ変換」のチェックをはずせばOKです。

文字が勝手に変換してしまうトラブルに悩んでいるなら、ライブ機能がOFFになっているかをチェックしてみてください。

原因④:日本語入力ソフトのバグ

Macでは既存の入力ソースだけでなく、ネットから好きな日本語入力ソフトをダウンロードして使うことができます。

代表的な日本語入力ソフトとして「Google 日本語入力」や「かわせみ」などがあります。

ソフトによって文字変換やショートカット機能があるので、作業を効率的にするには最適です。

しかし、ソフトのバージョンによっては機能に問題(バグ)があるものもあります。

キーボードの入力がおかしいと思ったら、一度追加している入力ソフトの見直しを行ってみてください。

Macのキーボード入力を直す5つの解決方法

Macのキーボード入力を直す5つの解決方法

Macのキーボード入力がおかしいときは、以下の解決方法を試してみてください。

  1. キーボードの配列をJISにする
  2. システムを再起動する
  3. PRAMクリアを行う
  4. com.apple.JapaneseAnalysisを消去する
  5. SMCリセットを行う

それでは順番に解説します。

解決方法①:キーボードの配列をJISにする

先ほどMacの日本語キーボードでUS配列を選ぶと入力にズレが生じてしまうとご紹介しました。

そのため日本語キーボードに対応したJIS配列に戻せば、正しい文字で入力できるようになります。

JIS配列に戻す方法を6つのステップで説明します。

ステップ1:左上のアップルメニューから「システム環境設定」を選択。

ステップ2:「キーボード」を選択

ステップ3:下部にある「キーボードの種類を変更」を選択

※「キーボードの種類を変更」はApple製のキーボード以外を繋げているときのみ表示されます。

ステップ4:「続ける」を選択

ステップ5:「Z」、「ろ」のキーを押す

ステップ6:「JIS(日本語)」を選択して「完了」を選択

こちらで終了です。

Macの初期設定ではUS配列となっているので、設定がクリアされると変更されます。

キーボードの入力がおかしいと思ったら、まずは上記ステップを試してJIS配列になっているかを確認してみましょう。

解決方法②:システムを再起動する

キーボードの入力をはじめ、Macに問題が起きたら再起動を試してみましょう。

システムの再起動は、パソコン全体のトラブルを解消するための有効手段です。

左上のアップルメニューから「再起動」を選択するか「control」キーと電源ボタンを同時に押せば再起動を実行できます。

注意点として、再起動はシステムに高い負荷がかかるのでアプリを閉じた状態で行いましょう。

解決方法③:PRAMクリアを行う

JIS配列や再起動でキーボードの入力が直らないときは、PRAMクリアすることも有効な手段です。

PRAMクリアとは、Macハードウェアの情報をクリア(初期化)して正常化する方法となります。

PRAMが戻ればキーボード入力も正常になることがあるので、本格的な改善方法としておすすめです。

PRAMクリアをするときは、再起動で画面が真っ暗になったらすぐにcommand+option+P+Rのキーを同時に押し続けてください。

すると起動音が2回聞こえてくるので、鳴ったことを確認したらキーから手を離しましょう。

こちらで問題がなければ、キーボードの入力が反応しない問題も解決します。

解決方法④:com.apple.JapaneseAnalysisを消去する

Macは、キーボードで入力するたびに入力履歴が溜まっていきます。

入力履歴が溜まったことから「日本語入力がおかしくなった」という現象もネットでは多くみられたケースでした。

入力履歴を削除するときは、以下のステップを行ってください。

ステップ1:Finderアプリを開いて上部メニューから「移動」で「ライブラリ」を選択

※「移動」から「ライブラリ」を表示するときはoptionキーを押してください。

ステップ2:ライブラリから「Preferences」フォルダを選択

ステップ3:「Preferences」フォルダ内にある「com.apple.japaneseAnalysis」を削除

以上です。

こちらで入力履歴が削除されるので、キーボードの日本語入力も正常に戻ります。

一つの解決方法として、ぜひ一度お試しください。

解決方法⑤:SMCリセットを行う

最後の解決方法として、SMCリセットも試してみてください。

SMCリセットとは、本体の電源周りの起動処理を直す方法となります。

リセットを行うと動作や負荷、電源周りのトラブルを直すことができます。

SMCリセットをするときは、まずアプリケーションを全て終了してください。

そして一度スリープをしてから再起動します。

次に左上のメニューから「システム終了」で電源を切ってください。

電源を切ったら、本体の電源コードを抜いて約1分ほど放置します。

あとは電源コードを接続してMacを立ち上げれば完了です。

これまでの方法を試して解決しない場合は、キーボードを修理に出すことを検討してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、Macのキーボード入力がおかしいときの原因や解決方法をご紹介しました。

キーボードがUS配列になっていることが原因になっていることが多いので、一度システム環境設定からキーボードの設定をチェックしてみてくださいね。

今すぐになんとかしたいと考えているなら、最善の方法を試してくださいね。

当記事がMacのキーボード入力に悩む方のお役に立ったなら幸いです。

【番外編】それでも直らないときはプロに相談しましょう

「解決方法を全て試したけど、キーボードが直らなかった….」

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